職務経歴書 | Resume
Haruhito Aso
2020/07 - 現在 : B2B SaaSプロバイダ
- 役割: Software Engineer(Backend, Scrum Master)
- 言語:
- メインで使用: Java, Kotlin
- 部分的に使用: Typescript, Go言語, Python
- WAF: Spring Framework, Spring Boot
- DB: AWS Aurora(MySQL)
- SCM: Backlog Git
- インフラ: AWS EKS, AWS EC2, AWS Lambda
- CI/CD: Jenkins, ArgoCD
- ツール
- Kibana / OpenSearch
- Redash
バックエンド開発に関して
バックエンドエンジニアとして、汎用ドメインに当たる領域の設計・実装・保守をしました。
- 認証認可・アクセス管理
- SCIM
- OIDC
- MFA(TOTP・SMSなど)
- Passkey
- 支払い・請求書・領収書管理
- エンタープライズ向けアップセル・クロスセル
エピソード
- パスワードリスト型攻撃の対応(2021/01)
- 自社がパスワードリスト型攻撃を受け、チームで影響範囲の調査および恒久対策の設計実装をしました。
対策として、ユーザの不正アクセスのリスクを評価して臨時で追加認証を求める、リスクベース認証を採用しています。
ユーザのデータから不正アクセスを検知するパラメータを調整し、ユーザ体験を損なわないよう努めました。 - 関連する記事
- 監査ログ機能のリリース(2021/12)
- エンタープライズ向けの監査ログを提供する機能の開発に携わりました。
機密性の高い情報の扱いについて実務で経験しました。 - 関連する記事
- サービス停止メンテナンスの対応(2022/08)
- 100万以上のアカウントを抱えるサービスで、チームでは7年ぶりのサービス停止を伴うメンテナンスを行いました。
前回の停止メンテナンスとはサービスの規模が様変わりしていたので、
ユーザコミュニケーションからメンテナンスの検証実行まで、ゼロベースで取りまとめました。
メンテナンスを経験したことで同時に、影響範囲の広い機能は絶対に止めたくないと思うようになり、
無停止を前提にしたサービスデザインを考えるきっかけになりました。 - 関連する記事
- ユーザの初期アイコンのリニューアル(2022/12)
- ユーザが新規サインアップ時のアイコンのリニューアルを実施しました。
機能を開発する上で、設計/実装/監視計画の策定など、すべて自分で実行しました。 - 関連する記事
- ユーザプロビジョニング機能のリリース(2024/05)
- ユーザの登録 / 更新 / 削除 をSCIM APIで実行する機能を開発しました。
開発にも参加しつつ、スクラムマスターとしてもチームに貢献しました。
実務を通して、SCIMの仕様とスクラムについて知識を深めました。 - 関連する記事
- パスキーハッカソンの参加(2024/06)
- パスキーという新しい認証方法をテーマにしたハッカソンイベントに参加しました。
ハッカソンの中では、自社プロダクトに導入済みの機能に対して拡張した実装し、発表しました。
結果、アイデアが評価され賞をもらいました。 - 関連する記事1
- 関連する記事2
スクラムマスターに関して
所属するチームはスクラム開発を採用していましたが、スクラムマスターが不在でした。
その開発に行き詰まりを感じ、
ボトルネックを把握しフロー効率の向上や、
価値生産性に意識を向けることを目的に、
集中して取り組むため、スクラムマスターを担当しました。
やったこと:
- 各種スクラムイベントの設計
- PBIのデザイン
- 完成の定義づくり
- プロダクトディスカバリー支援
- 効果測定の企画~実行
- メトリクスによるチームの状態把握
- スプリントレビューの設計~運用
エピソード
- スクラムフェスに登壇(2024/03)
- 自分がスクラムマスター担当する以前のチームについて発表しました。
2017/04 - 2020/06 : SIer
製造業顧客向け設計支援システム導入プロジェクト(2017/08 ~ 2020/06)
パッケージ製品導入に伴う、機能拡張及び、関連する Web アプリケーションの設計/開発を担当
- 役割: DevOps エンジニア
- 言語: Java8
- WAF: Spring Boot
- SCM: TortoiseSVN
- DB: OracleDB, PostgreDB
- 環境: Windows Server 2012
- CI/CD: Jenkins
業務内容
- パッケージ拡張機能の設計/実装
- サブ機能(Web アプリケーション)の設計/実装
- CI/CD ツール導入/運用
苦労/努力したこと
- 顧客を巻き込んだ開発
顧客と自社グループ内コンサルチームとスクラムを組んだ短期サイクルの開発
プロトタイピングとフィードバックを繰り返し、顧客の要望を引き出しながら製作しました。 - 開発関連業務の改善
CI/CD ツールを導入し、リリース業務の自動化を推進
チーム開発の能率向上に貢献しました。 - 保守性の高いコーディング
オブジェクト指向型プログラミングの抽象化について自主的に学習。GoFなどデザインパターンで、保守性の高いコーディングを実現しました。
2015/04 - 2017/03 : 大学院生
- 研究内容
- 環境心理という領域を専攻し、空調や照明など空間の状態と UX が、どのように影響しているかについて研究。
修士論文は VR 音響システムを用いた仮想コンサートホールの活用法をテーマに執筆。
- 対外発表